どうもみなさん初めまして!
この度、共同執筆者としてATSUSHIの運営するCHAINONをお手伝いすることになりました!
末永くよろしくお願い致します!m(__)m
ATSUSHIに僕を紹介してもらいましたが、自分でも簡単に自己紹介させていただきたいと思います。
僕もATSUSHIと同じく中京大学の体育学部卒です。偶然にもATSUSHIは大学で最初にできた友達で、入学式も一緒に行った思い出があります。(彼にとって僕は最初の友達ではないそうです。笑)
大学ではお互いに切磋琢磨し合い、卒業後もお互いヨーロッパとアメリカで場所は違えど同じ分野で頑張る友人の存在はとても大きな心の支えになっています。
そんなATSUSHIがCHAINONを立ち上げたときに、その目的と理念に共感して、微力ながらお手伝いさせてもらうことになりました。
CHAINONの大きなテーマである「予防」を中心に、スポーツをしている一人でも多くの方が笑顔で、楽しんで、長くスポーツを続けられるお役に立てれば嬉しいです。
特に高校生以下の子供たちが、怪我で将来の夢を諦めなければならないようなことにならないでほしいと願っています。
少し前にイタリアのサッカークラブで働かれている日本人の方とお話しする機会があり、「怪我をしているのにスポーツをする」ということについて話したことがあります。
日本では怪我を我慢してでも練習や試合に出ることがある意味で「美学」になっているということはないでしょうか?
「痛いのを我慢して頑張っている」「あいつは根性がある」「多少の痛みぐらい我慢しなさい」というような評価を受けることも多いのではないかと思います。
僕もそう思っていましたが、ヨーロッパのサッカークラブでは全く異なる見方をされます。
ヨーロッパのクラブに所属している選手は基本的にどこか痛いと絶対練習も試合もやりません。30歳の選手だろうが、5歳の選手だろうが、痛いときは休みますし、フィジオ(日本でいうトレーナー)は基本的に運動の許可を与えません。
もちろん大事な試合のときや、怪我の状態によって、ケースバイケースではあります。
このような状況で最も重要視されているのは選手の将来です。
無理をするよりも少しでも早く、しっかり治して、その後少しでも長くスポーツが高いパフォーマンスで行えるように選手を「守る」という考え方です。
ときには監督から「あの選手を次の試合で使いたい」という要望が出ることもあります。このような場合にも、怪我の状態を見て、選手と相談してから決断します。もちろん怪我が治っていなかったらNo!というのも私たちの仕事です。
監督と口論になることもありますし、選手が怪我を押してでもどうしても出たいと言うこともあります。
それでも、医療スタッフとして責任をもってダメなときはダメと言い、嫌われ役になるのも仕事の一つだと思っています。
あくまでも冷静に選手の選手生命を守ってやることはとても重要なことだからです。
まもなくブラジルワールドカップが開催されますが、イングランド代表にRickie Lambert(リッキー・ランバート)という選手がいます。
彼は今32歳でプロサッカー選手としては少し高齢ですが、イングランドに初めて選ばれたのは去年、彼が31歳のときです。彼は長い間イングランドの2部や3部のリーグでプレイしていて、1部のプレミアリーグでの経験は多くありません。
そんな中、近年の活躍を見いだされ、代表に選出され、ワールドカップの舞台でも期待されています。
ちなみに、彼のもう一つの夢であった「リヴァプールでプレーする」という夢も、先日、リヴァプールへの移籍が決まり、実現したそうです。
とても遅咲きですが、諦めずに続けている限り夢や目標を叶えられる可能性というのは消えないと思います。
スポーツを長く続けるうえで大切なことは「怪我をしない」ことと「怪我を適切に治す」ことだと思います。
若いスポーツ選手が怪我のせいで将来の夢を諦めなければならないなんて悲しいことが起こらないように、CHAINONを通じて怪我の予防と治療の大切さを伝えて、一人でも多くの方が、少しでも長く大好きなスポーツを笑顔で続けられるお手伝いができればこの上なく幸せです。
そんな幸せを紡いでいけるように、役立つ情報を提供できるように笑顔で頑張るのでよろしくお願いします☆
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